二拠点居住ってご存知ですか?今では移住よりトレンドだそうです。いつかはこういう暮らしがしてみたいキャサリンです。
この二拠点居住とは新しいライフスタイルのこと。
都市部と地方を行き来して、生活の拠点を2つもつことです。
「田舎暮らしをしたいけど、移住するのは不安だしハードルも高い」そんな考えをもつ人が「平日の拠点は仕事のある都市部、週末や休みの拠点は地方」といった生活を送っているのです。
そして今、コロナウイルスの影響で、地方への移住や二拠点居住に関心が高まっています。
- 高木美保さんはコロナウイルスで二拠点居住を再考
- 二拠点居住は地方活性化にもなる
- 二拠点居住スタイルを知る
- 二拠点居住のメリット
- 二拠点居住のデメリット
- 憧れだけで決めると失敗する可能性も
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高木美保さんはコロナウイルスで二拠点居住を再考
タレントの高木美保さんも二拠点居住をしている人のひとりです。
仕事の拠点は東京、栃木県那須町では両親と暮らしながら趣味の農業を楽しんでいました。
しかし2020年4月からは、コロナウイルスが急速に広がったため那須の自宅には帰れていません。
那須の自宅周辺には空き別荘が増え、人の気配は薄まっているそうです。
このままコロナウイルスが収束しなければ、東京の生活に軸を置き直すことも考え始めているそうです。
二拠点居住は地方活性化にもなる
国土交通省は、地方活性化の施策として二拠点居住を推進しています。
同省の見解では、「国全体で人口が減少しているなか、すべての地域で定住人口を増やすことはできない」としています。
そこで都市部の住民が、地方にも生活拠点をもつ二拠点居住を推進しているのです。
たしかに二拠点居住が増えると、人口は同じでも地方の生活拠点が増えるので、地方活性化につながりますね。
二拠点居住スタイルを知る
一言で二拠点といっても、そのスタイルはさまざまです。
たとえば、メインの拠点が都市部にあるか、地方にあるか。
また、休日や平日はどちらで過ごすか、など。
少し例をあげてみます。
都市部暮らし×地方で休日
生活の拠点は都市部です。
平日は都市部で働き、休日は地方で過ごします。
地方暮らし×テレワーク
生活の拠点は主に地方です。
普段はテレワークなど地方で働き、ときどき都市部に行きます。
地方で子育て×遠距離通勤
お母さんと子どもの生活の拠点は地方です。
お父さんは都市部へ通勤するか単身赴任です。
これまでは最初にあげた例のように「地方で余暇を楽しむために別荘をもつ」というスタイルが王道でしたが、テレワークなどの広がりによって選択肢は増えています。
さまざまな例を知り、自分に合ったスタイルを考えてみてはいかがでしょうか。
二拠点居住のメリット
生活にメリハリが生まれる
平日に都市部で仕事をして、そのまま土日に都市部で休んでも心身があまり休まらないと感じる人もいるでしょう。
二拠点居住によって強制的に暮らす場所を変えると、仕事のときは仕事、休みのときは休む、というメリハリのある生活が送れるようになります。
さまざまな価値観を得られる
人は長い間同じ環境に身を置くと、気づかないうちに視野が狭くなり価値観やスキルが固定化してしまいます。
二拠点居住によって、定期的に異なる文化や価値観に触れることで、今まで気がつかなかった視点や感覚を身につけることができるのです。
また、二拠点居住によって人との繋がりが広がり、ビジネスだけでなく趣味などさまざまな面で新しい発見をもたらし、人生をより豊かにしてくれることでしょう。
二拠点居住のデメリット
2つの拠点を持つことで、デメリットやリスクもあります。
事前にしっかりと確認しておきましょう。
住まいにコストがかかる
2つの家をもつことになるので、住まいにかかるコストも2倍となります。
ローンや家賃はもちろん、電気代や水道代、建物のメンテナンス費用も将来的にはかかってきます。
また、都市部と地方を往復する交通費も忘れてはいけません。
地方で食料を自作すればその分は多少負担減になるかもしれませんが、当面金額的にはあまり期待はできないでしょう。
防犯面
長期間片方の家を留守にすることになる二拠点居住では、防犯面で心配となることもデメリットとしてあげられます。
防犯面について考えながら家づくりをしたり、近所の人と良好な関係を築いて留守中見守ってもらったり、あるいはホームセキュリティを取り入れるなどの対策が必要となってきます。
憧れだけで決めると失敗する可能性も
二拠点居住に対して憧れている人もいることでしょう。
しかし二拠点居住は旅行ではありません。
あくまでも生活をするのです。
実際に住んでみると「イメージと違った」「移動が思った以上に大変だった」など、理想と現実にギャップが生じる場合もあるでしょう。
また、二拠点居住には向き不向きもあります。
よく考えてから実行するようにしましょう。
似たような二拠点生活をしていたから、非常によくわかる記事。春先は東京でずーっと仕事で、新潟に帰れずに辛かった。自分は夏で東京の拠点を引き払って、今のところはいい判断だったと思う。生活についてはほんと人それぞれなのに、的外れなヤフコメの多いこと多いことwhttps://t.co/GV9Mg9GGiS
— ばっきー (@bakkyd) January 14, 2021
いかがだったでしょうか。
人口の減っている地方の多くでは、二拠点居住をしたい人を呼び込みたがっています。
お金には代えられない豊かさを求めて、今後も二拠点居住をする人は増えることでしょう。
もし二拠点居住に少しでも興味をもったなら、まずはお金の使い方や今のライフスタイルを見つめ直すことから始めてみましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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