最近よく聞くようになった「あおり運転」。昔から”あおられる”ことはあっても”あおったことのない”ジョニーです。
あおり運転とは
あおり運転とは、後方から車間距離を詰めて威嚇したり、前に割り込んで急ブレーキを踏んだりするなどの、悪質で危険な行為をすることです。
死亡事故などにつながる恐れもあるので、もちろんあおり運転をしてはいけません。
しかし、あおったドライバーが悪いのは当然ですが、あおられる側に問題があることも多いのです。
高速道路で、あおり運転が発生するきっかけのひとつとして、追い越し車線を制限速度以下で延々と走行している車の存在があります。
中国の高速道路であおり運転が少ないワケ
中国の高速道路の最高速度は、時速120キロ。
そして追い越し車線の最低速度が、時速110キロです。
つまり、遅い車は追い越し車線を走ることができないのです。
追い越し車線の最高速度と最低速度が、時速10キロの幅しかないので、中国の高速道路であおり運転が発生することはあまりありません。
さらに、日本では最低速度の取り締まりは少ないですが、中国では最低速度違反も最高速度違反も厳しく取り締まられているのです。
TLにめっちゃ流れてきたやつ、
— 超高層ビル・都市開発研究所の中の人 (きりぼう) (@kiribou06341) August 18, 2020
個人的には高速道路120km化は進めても良いのではと思うけど、高齢者の免許返納義務化もしくは高速進入禁止、貨物のモーダルシフトは進めた方が良いのではと感じている。https://t.co/r4KS59PtsT
ただ、こういう意見も…https://t.co/6PDxKoF7D4
あおり運転を受けたときはどうしたらいい?
あおり運転を受けたら、駐車場などの安全だと思われる場所へ避難しましょう。
近くの警察署や交番に助けを求めてもかまいません。
高速道路では、パーキングエリアやサービスエリアなどを利用します。
車線上や路側帯に停車すると、交通事故を引き起こす可能性があり危険です。
できれば人目の多いところに停車し、ドアをロックします。
相手が追ってきた場合は、ためらわずに通報しましょう。
同乗者がいる場合は、走行中でも通報を頼むことができます。
脅されたり挑発されたりしても、不用意に車外へ出ないようにしましょう。
警察が到着するまでは、車内に留まり身の安全を確保します。
また、ドライブレコーダーを有効に活用することも大切です。
相手が逃げてしまっても、記録した映像が捜査に役立つかもしれません。
あおり運転が厳罰化
2020年6月から、あおり運転の対象となる違反行為が明確化され、それに対する罰則が創設されました。
あおり運転をした場合、「3年以下の懲役または50万円以下の罰金」が科せられ、免許取り消しとなります。
また、高速道路上で相手車両を停車させるなど、著しい危険を生じさせた場合は、「5年以下の懲役又は100万円以下の罰金」が科せられ、免許取り消しとなります。
高速道路の追い越し車線を走行中、後続車が接近してきたらまずは道を譲りましょう。
これが自分や家族の命を守ることにつながりますよ。
最後までお読みいただきありがとうございました。