映画大好きのジョニーです。年間50本くらいは観てると思いますが、話題作よりも自作系のこっそり上映している作品が好きです。
映画の世界では色々な賞レースで盛り上げてくれますが、日本では、ブルーリボン賞や日本アカデミー賞が有名ですね。
中でもブルーリボン賞は、1950年に創設された歴史ある日本の映画賞です。先日発表された今年の主演男優賞・主演女優賞に輝いたのは誰なのかご存知ですか?
ブルーリボン賞 主演男優賞
主演男優賞を受賞したのは草なぎ剛さん。
映画「ミッドナイトスワン」では、男性の体を持ちながらも女性として生きる主人公を熱演しました。
トランスジェンダー役という難しい役どころを演じ、初の主演男優賞に輝いたのです。
草なぎ剛さんは、「脚本を読んだときの感動が大きい。考えすぎないようにその感動を胸に演じました。」と語っています。
新たな芸能活動や行動を共にしている、香取慎吾さんや稲垣吾郎さんにも役者としての成長をほめられたそうです。
ブルーリボン賞 主演女優賞
主演女優賞を受賞したのは長澤まさみさん。
史上初の2年連続受賞の快挙を達成しました。
長澤まさみさんは、「宝くじに当たったような感じ。実感が湧かないです。ジワジワとこれから喜びがくると思います。」と謙虚にコメント。
映画「MOTHER マザー」は、実際にあった少年による祖父母殺害事件に着想を得ています。
この作品で、長澤まさみさんは男たちと行きずりの関係を持つ自堕落な母親・秋子を演じています。
今年で女優生活20年をむかえる長澤まさみさんは役者として、ひとりの女性として、秋子というミステリアスな役柄に挑んでいます。
また、1か月の撮影期間でシーンごとに体重を増減させるなど、外見作りにも力をいれています。
ブルーリボン賞とは
ブルーリボン賞は、在京のスポーツ紙7社から構成される東京映画記者会が審査を行う映画賞です。
審査員はすべて記者。
会場の用意から賞状の授与まで、すべてを記者が担当しているのが特徴です。
ブルーリボン賞という名前の由来は、賞状を結ぶリボンが青色だったから。
開始当初は主催者の財政も厳しく、受賞者への賞品はとくになく、賞状を青色のリボンで結んで渡すだけでした。
このためブルーリボン賞と呼ばれるようになり、後に正式名称となったのです。
この青いリボンには「青空の下で取材した記者が選考する」という意味も込められているそうです。
ブルーリボン賞の賞品は、記者の象徴であるペン。
受賞者には名入りのモンブランの万年筆が贈られます。
まさみちゃん!!!
— Nodoka Nakatsuji (@Nodoka8263) February 23, 2021
ブルーリボン賞 史上初2年連続主演女優賞 おめでとうございます💙ྀི
嬉しすぎて言葉が出てこない……
本当におめでとう😭
来年は司会としてまた可愛い笑顔が見られると思うとすっごい楽しみ💖#長澤まさみ #長澤雅美 #长泽雅美#ブルーリボン賞 #主演女優賞 pic.twitter.com/31D9T3etZe
意外と知らない映画賞
ブルーリボン賞以外にはどのような映画賞があるのでしょうか。
アカデミー賞
映画賞と聞くと、アカデミー賞を思い浮かべる人が多いでしょう。
アカデミー賞は、1929年からアメリカで行われている映画の祭典による映画賞です。
授与されるトロフィー「オスカー像」から転じて、「オスカー」の別名でも知られています。
アカデミー賞は、出演者だけでなくスタッフにも贈られ、映画への貢献と発展に尽力したことを讃えるための祭典です。
アカデミー賞という名前だけがひとり歩きしていますが、実はアカデミー賞は各評価項目別に24部門も存在します。
代表的なものとして、作品賞・監督賞・主演男優賞・主演女優賞・助演男優賞・助演女優賞などがあります。
テレビ中継は、アメリカの放送局ABCで放送され、日本ではWOWOWで放送されています。
日本アカデミー賞
日本アカデミー賞は、アメリカの映画芸術科学アカデミーの正式許諾を得て、1978年に発足しました。
記念すべき第1回授賞式は、帝国劇場にて開催されました。
授賞式の模様は日本テレビで放送され、現在も同様に毎年同局で放送されています。
国内の映画関係者によって構成されている日本アカデミー賞協会会員の投票により受賞が決まります。
作品賞をはじめ、アニメーション作品賞・監督賞・脚本賞・主演男優賞・主演女優賞などの正賞15部門と新人俳優賞を含む全16部門があります。
日本アカデミー賞で唯一、一般の映画ファンが投票できるのが話題賞。
ニッポン放送「オールナイトニッポン」の番組を通じて、作品と個人に投票することができます。
ゴールデングローブ賞
ゴールデングローブ賞は、アメリカにおける映画とテレビドラマに与えられる賞です。
毎年1月に発表されるので、アカデミー賞の前哨戦としても注目を浴びています。
アカデミー賞が芸術性の高いドラマを好む傾向にあるのに対して、ゴールデングローブ賞はエンターテインメント性や華やかさを重視すると考えられています。
ゴールデンラズベリー賞
ゴールデンラズベリー賞は、アカデミー賞授賞式の前夜に「最低」の映画を選んで表彰します。
ラジー賞とも呼ばれています。
ブーイングを意味する「Razz」が賞名の語源ですが、トロフィーに金色のラズベリーを乗せていることからゴールデンラズベリー賞という名前が定着しました。
あくまでジョークとしての賞なので、わざわざ最低賞を受けるために授与式には通常受賞者は登場しません。
ところが、「キャットウーマン」で最低主演女優賞を受賞したハルベリーは、なんと授賞式に現われたのです。
彼女は、2002年に「チョコレート」で受賞したオスカー像を持参して左手に持ち、右手にはラジー像を抱えて、アカデミー賞主演女優賞を受賞した際の自身のスピーチのパロディを演じ切りました。
そのユーモアと器の大きさから、聴衆から大喝采を浴びたのです。
P.S. YouTubeはじめました!
恥ずかしながら、YouTube始めました。良かったらご覧ください。
少しでも癒されますようにm(_ _)m
最後までお読みいただきありがとうございました。