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寒気流入で全国的に気温低下 寒暖差疲労に注意!

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寒暖差疲労に注意

急に朝晩寒くなってきましたね。コロナの影響で家飲みが増えてますが、ますます増えそうな予感がするジョニーです。

日本付近は西高東低の冬型の気圧配置となっているため、11/8の夜から寒気が流れ込んでいます。

この寒気の流れ込みのピークは9日~10日で、上空1500メートル付近でマイナス6度以下の寒気が東北北部まで、0度以下の寒気が本州の南まで流れ込む見込みです。

マイナス6度以下の寒気は平地でも雪の目安とされる寒気、0度以下の寒気は山で雪の目安とされる寒気です。

この時期としては強い寒気が流れ込んでくるので、全国的に気温が低く空気もひんやりと感じられます。

また、朝晩の冷え込みも強まるようなので、体調管理にも気を付けなければいけません。

寒暖差疲労

寒暖差疲労という言葉をご存知でしょうか。

今のような寒暖差の激しくなる時期、なんだかいつもより体が疲れている気がすると感じませんか。

寒暖差疲労とは、その言葉の通り寒暖差によって疲労が蓄積されたことをいいます。

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寒暖差が大きい季節

どうして寒暖差で疲労が蓄積するのか?

人間の体は、自律神経によって体の機能が調整されています。

体温の維持に重要な役割を担うのも自律神経です。

外気温が高いときは、体温を下げるために血流を活発にし、汗をかいて熱を発散しています。

一方、外気温が低いときは、血流を滞らせて毛穴を閉じ、体温を逃さないようにします。

多少の気温の変化であれば、私たちの体には体外環境が変化しても体内の環境を一定に保とうとするしくみがあるため問題はありません。

しかし、寒暖の差が大きくなると、体温を保つため、自律神経の働きが必要以上に活発になるのです。

その結果、過剰にエネルギーを消費して体に疲労が蓄積してしまいます。

この状態が続くと、自律神経の乱れにつながり、結果として体調不良を起こしたり、風邪をひきやすくなったりと、不調へとつながるおそれがあるのです。

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自律神経の乱れが原因

寒暖差疲労によって起こる症状は?

寒暖差疲労によって起こる症状には、肉体的な不調と精神的な不調があります。

とくに原因の思い当たらない不調は、寒暖差疲労を疑ってみてもいいかもしれません。

肉体的な不調

肉体的な不調は、体の冷えやめまい、頭痛、肩こり、顔のほてりなどです。

体の冷えは、手足などの四肢の末端が冷えやすくなる傾向にあります。

精神的な不調

精神的な不調は、食欲の減退や睡眠障害、イライラする、落ち込みやすくなる、などです。

例えば、夏に食欲のなくなる夏バテは、この寒暖差疲労によって引き起こされているものと考えられています。

とくに前日と比べて気温差が5度以上ある場合は、体に影響が出やすく症状も引き起こされやすくなるといわれているので注意が必要です。

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気温差5度以上は注意

寒暖差疲労を引き起こす原因は?

寒暖差疲労は、寒暖差のあるところを行き来することで起こりやすくなります。

近年は、四季のある日本でも、日々の寒暖差は大きくなる傾向にあります。

朝昼夜、あるいは前日との気温差が大きくなることや、冷房や暖房の設備の発達により家の内外で環境が異なるようになったことで寒暖差疲労が引き起こされやすくなったと考えられます。

また、同じ環境にいてもすべての人が寒暖差疲労になるわけではありません。

寒暖差疲労になりやすい人となりにくい人がいるのです。

寒暖差疲労になりやすい人は、「手足が冷たく感じる人」「熱中症になったことのある人」「生活が不規則な人」「飲酒量が多く、週に2回以上お酒を飲む人」「ストレスや心配事を抱えている人」です。

手足が冷たく感じる人や熱中症になったことのある人は、体質的に寒暖差疲労になりやすいので、普段の生活から意識して寒暖差疲労にならないよう注意する必要があります。

また、季節の変わり目に体調を崩しやすい人も寒暖差に弱い傾向にあると考えられます。

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規則正しい生活が大事

寒暖差疲労をためないための対策

寒暖差疲労を放っておくと、慢性的な自律神経の乱れや冷え性を招く可能性があります。

早めの対策を心がけましょう。

温度差をなくす

寒暖差疲労を起こさないためには、まずは体に寒暖差を感じさせないことが大切です。

室温は快適な温度に保つようにしましょう。

WHOによる住宅と健康に関する新しいガイドラインでも、室温コントロールの重要性は認められています。

とくに冬は健康を守る室温として、全室18度以上にするように推奨されています。

外気温との差は7度以下が望ましいとされています。

外出するときは、重ね着をするなどして、上手に体温調整をしましょう。

生活習慣を整える

とくに食事は寒暖差疲労をためないための予防として重要です。

3食バランスのとれた食事をし、寒暖差疲労に負けない体をつくりましょう。

エネルギー源となるたんぱく質や、疲労回復の効果があるビタミンB群は積極的に摂取しましょう。

また、良質な睡眠をとることと適度な運動も習慣化できるといいですね。

これから冬本番。

気温の変化は体にとってはストレスです。

日頃から対策をして、寒暖差疲労をためこまないようにしましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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