社会的距離は保っても、心の距離は縮めておきたいと願うジョニーです。今日は距離を取りながらもほっこりとさせてくれるお話です。
今や当たり前のソーシャルディスタンス
テレビで聞かない日はない言葉「ソーシャルディスタンス」。
今さら説明する必要はないかもしれませんが、日本語では「社会的距離」を意味します。
コロナウイルスは、症状が出ていなくてもウイルスを保持している無症状の方が多くいます。
この場合、自分が感染していると考えずに他人に接触してしまうと、自分自身がクラスターとなってしまう可能性もあるのです。
自分だけでなく、周りの人への感染を防ぐためにも社会的距離の確保、ソーシャルディスタンスという考え方が提唱されました。
正しい「社会的距離」は何メートル?
ソーシャルディスタンスを守るためには、どのくらいの距離をとればいいのでしょうか。
コロナウイルスの感染経路である飛沫感染は、くしゃみや咳によって他者へ感染させてしまうことです。
くしゃみや咳によるしぶきが到達する距離は、くしゃみで3m、咳で2mと言われています。
この距離を考えて、厚生労働省では、相手との距離を2mほどとることを推奨しています。
お互いに手を伸ばして届く距離がだいたい2mとなっています。
川越駅の啓発チラシが話題
埼玉県川越市にあるJR川越駅のホームのベンチに貼りだされたチラシがTwitter上で話題を呼んでいます。
そのチラシに描かれているのは、地域のソウルフードである大きなサツマイモのイラストです。
JR川越駅のソーシャルディスタンスの促し方のクセが強い pic.twitter.com/AglDQiYx1B
— とぅるー (@true3014) August 2, 2020
川越市でサツマイモの栽培が盛んに行われるようになったのは江戸時代のこと。
昭和30年代まではとても多くの生産量があり、一大生産地でした。
残念ながら、現在はほうれん草などの葉物野菜に押され気味で、あまり多く栽培されていません。
しかし市内の観光地などでは、サツマイモのジェラートといったスイーツとしても流通し、市民に愛されているのです。
イラストの上部には、「川越市民はさつまいもを踏んだりしません(※個人の勝手なイメージです。)」と記されています。
この遊び心満載のデザインに、多くの人が好意的な反応を示しています。
ほっこりしてもらうために作成
「ウイルスの影響で世相も暗くなりがち。お客様にほっこりして頂けるよう、川越の名産サツマイモにユーモアを盛り込んだ内容としました」と担当者は語ります。
ホームのベンチ1席おきに貼りだし、利用者の多くがきちんとソーシャルディスタンスをとっているそうです。
コロナ禍の中でほっこりできる話題ですね。
これからご当地バージョンが色々できそうで楽しみです。
最後までお読みいただきありがとうございました<m(__)m>