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【小平奈緒 まるごと冷凍弁当 その理由とは?】

小平奈緒 まるごと冷凍弁当

スピードスケートの五輪金メダリストで昨年現役引退した小平奈緒さんが、自身のインスタグラムで手作りした弁当を紹介しています。

新生活が始まり、お弁当を作って出社しているようですが、毎朝お弁当を作るのはなかなか大変ですよね。

そこで 小平さんが目を付けたのが「まるごと冷凍弁当」

まるごと冷凍弁当は、今SNSを中心に話題となっていますがご存知でしょうか?

初めて聞く人は、「冷凍食品ばかりのお弁当なのかな?」と思うかもしれませんが、まるごと冷凍弁当とは、ご飯もおかずも容器ごと凍らせるインパクトのあるお弁当のことです。

朝お弁当を詰める手間がありませんし、一度に仕込んでおくとお弁当作りがかなり楽になる画期的な方法です。

小平さんのように「試してみたい!」と思う方も多いかもしれませんが、注意が必要な部分もあります。

この記事では、まるごと冷凍弁当の食中毒の危険性や、作るときのポイント、解凍方法をご紹介します。

食中毒を防ぐためのポイント

・ご飯やおかずは粗熱が取れてから詰める

まるごと冷凍弁当だけでなく、通常のお弁当でもそうですが、ご飯やおかずは粗熱が取れてから詰めるようにしましょう。

熱い状態のものをお弁当箱に詰めると、お弁当箱内に水蒸気がこもります。

温かい状態で詰めてフタをしてしまうと、お弁当箱内のこもった水蒸気が凍り霜になります。

解凍時に余分な水分となり、お弁当がびちゃびちゃになるだけでなく、傷みやすくなる原因にもなります。

ご飯やおかずは粗熱が取れたものから詰めていき、お弁当箱内に蒸気がこもらないように注意しましょう。

お弁当は粗熱が取れてから

・ご飯やおかずはできるだけ平らに詰める

まるごと冷凍弁当を作るときは、ご飯やおかずはできるだけ平らになるように詰めましょう。

かたよりがあると、凍らせるまでに時間がかかってしまいます。

食材は凍るまでの時間が短いほど、解凍したときの食感の差が少なくなります。

おいしく食べるためにも平らになるように意識して詰めることが大切です。

加熱するときも平の方がむらなく温めることができます。

・季節に関わらず保冷剤をつける

まるごと冷凍弁当を持って行くときは、季節に関わらず保冷剤をつけるようにしましょう。

保冷剤をつけるのは菌が繁殖しないようにするためなので、気温の低い冬は保冷剤を付けない方も多いことでしょう。

しかし、まるごと冷凍弁当の場合は、中途半端に溶けてしまうとそこから菌が繁殖しやすくなります。

凍った状態をキープするために、冬であっても保冷剤はつけるようにしましょう。

冷たい空気は下に降りていくので、保冷剤はお弁当の上に置くのがポイントです。

気温が高くなる季節や、持ち運びに時間がかかる場合は、クーラーボックスや保冷バックの併用も検討しましょう。

クーラーボックスや保冷バックを使うと、まるごと冷凍弁当や保冷剤から水滴が出ても外に漏れるのを防いでくれるので安心ですよ。

冷凍弁当には保冷剤

・食べる直前に解凍する

まるごと冷凍弁当で食中毒を防ぐために一番大切なポイントは、食べる直前に電子レンジで加熱することです。

冷凍した食材を加熱すると、必ず水分が出ます。

まるごと冷凍弁当はご飯もおかずも冷凍しているため、お弁当に冷凍食品のおかずを入れるのとは違い、多くの水分が出やすい状態です。

自然解凍してしまうと、水分が全体にまわり一気に菌が繁殖してしまう可能性があります。

菌の繁殖を防ぐためには自然解凍は避けましょう。

食べる直前に電子レンジで加熱しながら解凍することで、菌の繁殖を防ぐことができますし、ご飯やおかずが固くならずおいしく食べることができます。

・お弁当箱はレンジ加熱&冷凍保存に対応しているものを選ぶ

まるごと冷凍弁当は電子レンジで加熱して食べる必要があります。

ですので、お弁当箱は電子レンジ対応で冷凍保存も可能なものを選びましょう。

気を付けたいのが、容器は電子レンジ対応しているけどフタが対応していないもの。

フタごと電子レンジで加熱してしまうと、フタが変形してしまいます。

数秒なら電子レンジにかけても大丈夫かもしれませんが、まるごと冷凍弁当は長い時間の加熱が必要です。

また、冷凍不可のお弁当箱だと、凍らせている間にお弁当箱にヒビが入ることもあるので、まるごと冷凍弁当を作るときはしっかりとお弁当箱の性能を確認しておきましょう。

冷凍弁当は電子レンジで解凍

まるごと冷凍弁当の解凍方法

解凍するときは、電子レンジの通常の温めモードで解凍します。

冷凍した食材を解凍する「解凍モード」は、解凍後に加熱調理することが前提となっているため、そのままでは冷たいままです。

おいしく食べるためにも温めモードでしっかりと加熱しましょう。

温める時間はお弁当箱のサイズによって違いますが、500ml容量のもので600w5分が目安です。

まずは短めの時間で加熱して、中心部が冷たいようなら少しずつ時間を追加するようにしましょう。

冷凍弁当の温め方法

最初は慣れないかもしれませんが、水分が出ないように気を付ければ、まるごと冷凍弁当はとても便利です。

毎日のお弁当作りから解放されますよ。

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