最近の暑さで特にビールがおいしい季節を実感しているジョニーです。ビール派ではないですが、これだけ暑いとやっぱりビールが最高ですね。今日はそのビールにはペットボトルのものがないというお話です。
ペットボトル入りのビールならもっと手軽に飲める
仕事が終わりにちょっとコンビニに寄って、もっと気軽にビールを楽しみたいと思ってる方も多いことでしょうが、缶や瓶はちょっと。。。と感じているかもしれません
どうしてペットボトル入りのビールって存在しないのでしょうか。
ペットボトル入りのビールなら、もっと気軽にビールが飲めると思いませんか?
ビールにペットボトルは適さない
ペットボトルのビールが販売されていない理由のひとつは、ペットボトルは缶や瓶に比べると酸素を通しやすい素材である、ということ。
酸素に触れることで、ビールは酸化してしまうのです。
酸化により、ビールに濁りが生じる、変色する、渋みが生じる、などビールが劣化してしまう恐れがあります。
ビールは、清涼飲料と比べて、酸素によって劣化しやすい繊細な飲み物なのです。
また、ビールは光によって香味劣化が起こりやすいという特性もあります。
このため、一般的な透明なペットボトルでは基本的には販売することができません。
賞味期限が短くなる?
大手ビールメーカーの缶や瓶入りビールの賞味期限は約9カ月間あります。
しかし、ペットボトル入りのビールを開発した場合、その賞味期限は1カ月ほどになるそう。
倉庫での保管や、店頭での販売期間を考えると現実的ではないですよね。
なんでペットボトルのビールって存在しないの?意外な理由はコレ https://t.co/Vyk81SF4gH
— 紀瀬美香(きのせみか) (@mika_kinose) August 13, 2020
ペットボトル入りビールは海外では販売されている
実は海外ではペットボトル入りのビールは珍しいことではありません。
ビールの本場であるドイツでは、店頭でペットボトル入りビールが販売されています。
空の容器を回収するため、缶や瓶と同様に保証金が付けられています。
ただし、味にこだわる人は、缶や瓶のビールを好んで購入することが多いそうです。
日本でもペットボトルビール販売の計画があった
日本国内でも、アサヒビールがペットボトル入りのビールを販売する計画がありました。
しかし、現行のペットボトルリサイクルシステムに大きな影響を及ぼす可能性があると判断され、国際環境団体グリンピース・ジャパンから抗議を受けました。
ペットボトルは缶や瓶などと比較すると、リユースやリサイクル率が低いということから、ビールまでがペットボトルとなると、ゴミが増え環境問題となるからです。
海外では見かけるペットボトル入りビール。どうして日本にはないのか調べてみました。その理由がわかり、納得できたのではないでしょうか。
解決策も導き出されているようなので、近い将来日本でもペットボトル入りビールを楽しめる日が来るかもしれませんね。
最後までお読みいただきありがとうございました。