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元フジテレビ 内田恭子 帰国子女のデメリットを語る

内田恭子 帰国子女のデメリット

元フジテレビのフリーアナウンサー内田恭子さんが、23日インスタグラムを更新。

中学生の長男の勉強を手伝う中で感じたという「母親が帰国子女であることのデメリット」について投稿し、話題を集めています。

小学校5年生から高校2年生までアメリカ・シカゴで生活していた帰国子女である内田恭子さんが、この日中間試験中である13歳長男の丸つけをしていましたが、「今回改めて感じました。母親が帰国子女であることのデメリット笑。私は小5から高2まで日本の教育をほとんど受けたことがないので、試験内容が全く分からない笑」と明かしたのです。

内田恭子 帰国子女のデメリット

双子葉(そうしよう)をフタゴヨウ、合弁花(ゴウベンカ)をガッベンバナと読んでしまい、長男からそれらを訂正され、「訂正ばかりで、問題もだせない」と語っています。

憧れの目で見られることも多い帰国子女ですが、もちろんそれなりに悩みはあるようですね。

今回は「帰国子女」について調べてみました。

そもそも帰国子女とは?

「帰国子女」とは、海外勤務者等の子女で、引続き1年を超える期間海外に在留し、年度間(4月1日から翌年3月31日)に帰国した児童・生徒をいいます。

つまり、保護者の都合などで海外に1年以上住み、帰国した子どものことを指します。

自分の都合で数年間海外に留学している子どもは帰国子女ではなく、留学生となります。

帰国子女の特徴は?

日本人学生に比べると、帰国子女は明るくフレンドリーな人が多いようです。

異文化と多く接するうえで、誰に対しても分け隔て無く接するスキルが身につくものと考えられます。

また、帰国子女は転校や編入を経験している人が多く、コミュニケーション能力に長けている人も多くいます。

帰国子女のメリット

・外国語が話せる

帰国子女は長い期間を海外で過ごしていた経験から、語学力に優れています。

日本人学校に所属し、周りが日本語ばかり話していたため英語が身につかなかったという事例も稀に存在しますが、ほとんどの帰国子女は自然と英語が身についているでしょう。

ただし、日常で使用する発音やリスニングが完璧にできる帰国子女でも、文法を習ってこなかったために帰国後は学校の試験で良い点数が取れないこと多いようです。

・自己主張ができる

周りとの調和や協調性を大切にする日本人は自己主張が苦手な人が多いですが、長い間海外生活を送った帰国子女は、自己主張ができることが特徴です。

特に多様性に富んだ移民国家であるアメリカでは、文化や価値観が異なる人々同士が社会を形成するため、自分の考えを相手に伝わるように口に出す必要があります。

このため、常に自己主張が必要です。

・多様性の尊重

現地の学校や国際学校に通学した人の多くは、その国での友人を持ち、その国の生活様式や習慣、物の考え方・見方を理解し、その国の生活規範を身に付けています。

このことは、相手国の文化パターンを認知していることであり、自国文化と比較できる複眼的視野を有していることを意味しています。

また、多くの国の人と接触してきたことで、彼らに対しても素直に、臆せず、適切に対応することができます。

内田恭子 帰国子女のデメリット②

・入試で特別枠を利用できる

帰国子女は海外での貴重な経験を生かして「帰国子女枠入試」を受けることができます。

帰国子女を積極的に受け入れている学校は、海外経験を一般生にはない付加価値として捉えてくれるため、一般入試よりも少ない試験科目数で受験できることがあります。

また、海外で培った英語力を生かすことができたり、海外経験で学んだことを評価してくれたりする入試方法のため、自分の特別な経験を生かして入試を進めることが可能です。

・就職が有利になることも

子どものころに海外にいるとその国の言葉を自由に使えるようになるため、外国と取引のある企業では帰国子女の人は重宝されます。

その他にも、帰国子女の人たちは日本では体験できないことを経験しているので、ビジネスの即戦力になると期待されます。

帰国子女のデメリット

・字が書けない

小中学校で習う漢字の量は膨大です。

帰国子女が日本語を勉強する際に最も難しく感じるのが漢字

中国語のように全部が漢字であれば、そういうものだと納得もできますが、日本語のように表音文字として簡単に読めるひらがなの間に読めない漢字が入っていると、余計に漢字の難しさを感じるのでしょう。

内田恭子 帰国子女のデメリット③

・日本の歴史を知らない

多くの帰国子女が苦労させられるのが、日本史です。

小学生でも知っているような日本の歴史でも、海外にいる時は情報として入ってきません。

・空気を読むことが苦手。

日本人は和を大切にする風習から、人間関係にひびが入ることを心配し、相手に物事を直接伝えず空気を読む、察するなどの間接的なコミュニケーションを好みます。

一方、外国では自分の意見をはっきりと述べ、ディベートやディスカッションを好む傾向にあるため、そのような環境で育った帰国子女は空気を読んだり察したりすることが苦手になる傾向があるのです。                           

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