少しずつですが涼しくなってきましたね。でも今年の夏ほどエアコンが活躍した年はないと、電気代の請求におびえるキャサリンです。
エアコンも、もう少ししたらシーズンオフに入るという方も多いことでしょう。
次の暖房に備えるために、この時期にやっておくべきことは何でしょうか。
使い初めにすることもあわせてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
エアコンのシーズンオフにすること
フィルターの掃除
冷房のシーズンを終えて、フィルターにはホコリや汚れが付着しています。
シーズンオフに入って早めに掃除をすると割と簡単ですが、ほったらかしにしておくと汚れが落ちにくくなります。
暖房シーズン初運転のときに、室内機から気になるニオイが出てきたら嫌ですよね。
しっかりと汚れを落としておきましょう。
フィルターは、掃除機でホコリを取ってから水洗いをします。
汚れが取れない場合は、中性洗剤を入れたぬるま湯で洗いましょう。
難しい作業ではありませんが、注意点もあります。
せっかく掃除したのに残念な結果にならないように以下の3つのポイントを確認しておきましょう。
(1)表側から掃除する
フィルターについたホコリを見ると、表からだけでなく裏からも掃除機をかけたくなりますよね。
しかし必ず表側から掃除機をかけるようにしましょう。
裏からもかけると、ホコリを内部に引き込んでしまう恐れがあります。
反対にシャワーを使って洗う場合は、裏から水をかけるといいでしょう。
ホコリが押し流されやすくなります。
目詰まりを起こさないための大切なポイントです。
(2)フィルターは優しく掃除
フィルターの作りは思った以上に繊細です。
フィルターについた汚れを取り除こうと、強くこすってはいけません。
編み目が広がったり、破れてしまったりすることがあります。
こうなると、エアコンを使用したときに、ホコリを十分に取り除けなくなってしまいます。
(3)水切りはしっかりと
フィルターを流水ですすいだら、乾いた柔らかい布で水分を拭き取ります。
水きりのためにフィルターを振ると、破損する恐れがあるので注意しましょう。
フィルターは日陰で十分に乾かします。
エアコンは電気製品です。
内部に水が入ってしまうと、エアコン自体が故障してしまうかもしれません。
また、カビの原因となってしまうことも。
しっかりと水分を蒸発させてからフィルターを取り付けましょう。
カビの防止
エアコンをつけていると室外機の横から水が出てきますよね。
冷房をつけると空気が冷やされて、エアコン内部や管に水滴がたまります。
この水滴がそのままになっていると、カビが発生してしまいます。
そこで、シーズンオフに入ったら、晴れた日に半日程度「送風運転」をするといいでしょう。
送風運転は、空気を冷やすという作業をしないので、中の水分を飛ばすことができるのです。
シーズン終わりに送風運転するだけで、カビの発生率を下げることができるのでおすすめです。
シーズン終わりだけでなく、冷房を使っているときも、1~2週間に1度は送風運転するといいでしょう。
もちろん毎日冷房を止めたあとに送風運転するとさらに効果的です。
ただし、エアコンの上位機種では冷房を切ると自動で送風運転やフィルターの掃除をしてくれるものもあります。
使っているエアコンの性能を確認しましょう。
エアコン用の電源プラグを抜くか電気ブレーカーを切る
エアコンは停止していても、コンピューターを働かせるために若干の電気を消費しています。
シーズンオフは、エアコン用の電源プラグを抜くか電気ブレーカーを切るか、しておきましょう。
リモコンの電池を抜く
リモコンに電池を入れたままにしておくと、電池が液漏れを起こすことがあります。
リモコンが故障してしまう原因となるので、オフシーズンは電池を抜きましょう。
“冷房シーズンの終わりのメンテナンスとして、半日程度「送風運転」して中の水滴をなくすようにします。” / 1件のコメント https://t.co/rhgGoGCqvB “カビ防止はボタン1つで効果絶大? シーズオフに実行したい「エアコン」のお手入れ(All About) - Yahoo!ニュース” (1 user) https://t.co/nDNlDfxYY4
— 所 ひだまりの家@水戸市 (@lifeboxmito) September 7, 2020
シーズン前にすること
電源プラグのホコリを拭く
シーズンオフに外しておいた電源プラグにはホコリがたまっているかもしれません。
たまったホコリに湿気が加わると、発火してしまう恐れがあります。
乾いた布でホコリを拭きとりましょう。
室外機の周りもチェック
室外機の周りに物が多かったり、室外機が汚れていたりすると、エアコンの効き目が悪くなります。
周りに物をたくさん置いている場合はできるだけキレイにしましょう。
また、室外機の吹き出し口が汚れている場合は、できる範囲で拭くなど掃除をしておきましょう。
換気をしながら試運転
エアコンの使い始めには、空気中にホコリやカビ菌が放出されることがあります。
そのまま使ってしまうと空気が汚れるので、窓を開けて換気をしながら試運転をしましょう。
10分ほどすれば、ニオイやホコリ、カビ菌を外に追い出すことができます。
強い異臭がする場合や異音がある場合は、故障している可能性があります。
一度業者などに確認してもらいましょう。
エアコンを快適に使いたいなら、シーズンオフと使い始めのお手入れを忘れないようにしましょう。
今回ご紹介したことをぜひ実践してみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。