ドライブ好きのジョニーです。最近はロングドライブしてないので、ストレスがたまり気味ですが、燃料警告ランプが点灯するとガソリンスタンドまではドキドキ。意外と走れるみたいですけどね
ガソリンの残量が少なくなっても、車を結構な距離走らせることはできます。もちろん、限界を超えると「ガス欠」で車は動かなくなってしまいます。
一般的にガソリン残量5~10リットルで燃料警告灯が点灯するようなので、燃費10キロ/1リットルなら、最低でも50キロくらいは走れそうですが、車種はもちろん道路状況や気候によっても変わるので、早めの対処が大事ですね。
もしガス欠になったら、対処法が分からないとパニックですよね。そうならないためにも、事前にガス欠になったときの対処法を把握しておきましょう。
まずは安全な場所に停車を
「車がガス欠になりそう」と思ったら、まずはガソリンスタンドを探すのが先決です。
完全にガソリンが無くなってしまう前にガソリンスタンドに到着することができれば、問題は解決。
ガス欠の前兆を見逃さないように注意しましょう。
もし周囲にガソリンスタンドが見つからず、車が動かなくなる可能性がある場合は、完全に車が動かなくなる前に安全な場所に移動させましょう。
道路に余裕があるなら、安全な路肩に寄せます。
路肩に寄せる前にガス欠になってしまった場合や、安全な路肩がない場所で車が動かなくなった場合は、まずはハザードランプを点灯し、後続車との事故を防ぐようにしましょう。
三角表示板を置いておくと、後続車の運転手に対しても、動かせない状態であることが伝わりやすいです。
とにかく衝突事故を防ぐことが大切です。
実際にガス欠が原因で車が止まり、その車にトラックが衝突するという事故も報告されています。
とくに夜間は視界が悪くなるので、周囲の車への配慮を怠らないようにしましょう。
車が止まってしまっても、近くに安全な場所がある場合は自力で車を移動させます。
ギアをニュートラルにしてから、車を押して移動させましょう。
フロントガラスの両脇にあるフロントピラーを押すとスムーズに動かすことができます。
同乗者がいる場合は、前後から力を入れて車を移動させましょう。
ガス欠になったときの対処法
一般道でガス欠になったときには、家族や友人に助けを求めるほか、JAFなど民間のロードサービスを利用しましょう。
家族や友人に助けを求める
ガス欠が起こった場所に、身近な誰かが助けにくることができる状況であれば、緊急事態なのでお願いしましょう。
フルサービスのガソリンスタンドへ寄ってもらい、ガソリン携行缶に走れるだけの燃料をもってきてもらえれば安心です。
セルフスタンドでのガソリン携行缶への給油は、法律で禁止されているので注意しましょう。
牽引ロープを持っていれば、牽引してもらい最寄りのガソリンスタンドへ向かうこともできます。
牽引してもらう場合は、非牽引車よりも大きく重量のある車に依頼をするのが基本です。
牽引車が非牽引車より軽量だった場合、ボディに深刻なダメージが及ぶ可能性があります。
また、牽引時にはギアをニュートラルに入れますが、パワステはきかずブレーキも通常の踏力では効かないので、注意が必要です。
ガソリンを配達してもらう
スマホなどで近くのガソリンスタンドを検索して、ガソリンを配達してもらうという手もあります。
その場合、油種(軽油・ガソリン・ハイオク)を確実に伝えましょう。
対応していないガソリンスタンドもあるので注意が必要です。
また、ガソリンスタンドまで自分で歩いて行き、そこでガソリンの携行缶を借りて車まで戻って給油するという方法もあります。
ガソリンの配達には対応できなくても、この方法は認めてくれるケースもあるので確認しましょう。
ナメちゃダメ! 車のガス欠 燃料警告灯の点灯後何キロ走れる? ガス欠時の正しい対処法は
— efmania (@efmania) September 11, 2020
"警告灯が何リットルで点灯するかは車種によって異なり、一般的におよそ5リッターから10リッター程度"
※50~100Km程度は走れそうな感じねhttps://t.co/GgpZV5yRO5
ロードサービスを利用する
車の任意保険に加入している場合は、その任意保険のロードサービスを利用することができます。
自動車保険のロードサービスは、サービスの一環なので無料で行ってくれることがほとんどです。
コールセンターに連絡をすれば、その場での対処法なども教えてもらうことができます。
任意保険によっては、ロードサービス特約に加入しなければロードサービスを受けられないというケースもあります。
万が一のガス欠に備えて、自身が加入している任意保険のロードサービスをしっかりと確認しておきましょう。
JAFに加入している場合は、JAFに連絡すると燃料代を除いて無料でロードサービスを利用することができます。
JAFのロードサービスは24時間365日、いつでもどこでも駆けつけてくれます。
JAFに加入していない非会員でも、JAFのロードサービスを受けることは可能です。
会員なら無料のサービスが、非会員の場合は有料になるため注意しましょう。
また、JAFの公式ページでは、ガス欠やトラブルの際にかかる料金を計算してくれます。
料金が気になるという場合は、事前に公式ページで確認してから連絡するといいでしょう。
ただし、これらのロードサービスは、道路状況などで到着までに1時間以上かかることが多いので気を付けましょう。
高速道路でガス欠になったら
高速道路でガス欠になってしまったら、ハザードランプを点灯させて周囲にクルマの異常を知らせましょう。
惰性で走っているうちにクルマを安全な場所に停めます。
高速道路の場合は、ロードサービスによる救済しかありません。
また、高速道路でのガス欠は、道路交通法違反となり反則金が科せられるので、特に注意しましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。