「U-NEXT PRESENTS R-1グランプリ2021」が3月7日に生放送されましたね。メインスポンサーの「U-NEXT」の「U」は有線放送の「U」、全国の飲食店に張り巡らされていたあの有線放送。
リスナーのリクエストに応えて配信する仕組み、当時、日本有線大賞は演歌歌手にとって勲章でした。そういえば好きな歌手が新曲出すたびにリクエストしていた頃を懐かしむジョニーです。
そのU-NEXTが10年前から提供しているR1、リアルタイムで見た方も多いのではないでしょうか。
大きくリニューアルした今大会で優勝したのは、ゆりやんレトリィバァさん。
「女芸人No.1決定戦 THE W」の初代女王でもあるゆりやんさんは、念願の二冠を達成しました。
優勝が決まった瞬間、感極まったゆりやんさんは号泣。
涙のなかでもおなじみの顔芸を忘れず、会場は笑いに包まれました。
- R-1グランプリ決勝戦出場者
- R-1グランプリ 今大会からリニューアル
- テーマソングはCreepy Nuts
- 審査員の顔ぶれも一新
- M-1グランプリと違うところ
- P.S. YouTubeはじめました!
R-1グランプリ決勝戦出場者
R-1グランプリ決勝戦では、9名のファイナリストと、敗者復活で勝ち上がった1名の計10名がファーストステージでネタを披露します。
そして点数の高かった上位3名がファイナルステージへと進み、優勝者が決定するのです。
ネタ披露順
- マツモトクラブ 敗者復活
- ZAZY R-1決勝初進出
- 土屋 R-1決勝初進出
- 森本サイダー R-1決勝初進出
- 吉住 R-1決勝初進出 「女芸人No.1決定戦 THE W2020」で優勝
- 寺田寛明 R-1決勝初進出
- かが屋 賀屋 R-1決勝初進出
- kento fukaya R-1決勝初進出
- 高田ぽる子 R-1決勝初進出
ゆりやんレトリィバァ R-1では2015、2016年で3位、2018年で準優勝
出場資格が芸歴10年以内となったので、全員が若手芸人となりました。
ゆりやんさん以外の出場者を、今年のR-1グランプリで初めて見たという人も多いのではないでしょうか。
R-1グランプリ 今大会からリニューアル
R-1グランプリが始まったのは2002年。
ひとり芸で誰がいちばんおもしろいのかを決める大会で、「M-1グランプリ」の成功に続く形で開催されました。
タイトルである「R」は落語を意味しているってご存知でしたか。
このため、第1回大会では座布団の上で漫談を披露することが決まりでした。
しかし第2回大会からは、落語に限らず「とにかくおもしろいひとり芸」を披露することがルールとなっています。
つまり、“ひとり芸日本一”を決める大会となりました。ちなみに歴代優勝者は以下のとおりです。
第01回 だいたひかる
第02回 浅越ゴエ
第03回 ほっしゃん。(星田英利)
第04回 博多華丸
第05回 なだぎ武
第06回 なだぎ武
第07回 中山功太
第08回 あべこうじ
第09回 佐久間一行
第10回 COWCOW 多田
第11回 三浦マイルド
第12回 やまもとまさみ
第13回 じゅんいちダビッドソン
第14回 ハリウッドザコシショウ
第15回 アキラ100%
第16回 濱田祐太郎
第17回 粗品
第18回 野田クリスタル
落語家やモノマネ芸人、漫談家、ひとりコント師だけでなく、普段はコンビやグループで活動している芸人でも、個人で参加することができます。
また、2019年と2020年を除いて、アマチュアでの参加も可能です。
今大会からはレギュレーションが変更されて、プロは芸歴10年以内、アマチュアは大会への参加が10回目以内である者に限定されました。
また、司会が雨上がり決死隊の蛍原さんから霜降り明星へと交代。
大会名は「R-1ぐらんぷり」から「R-1グランプリ」へとカタカナ表記に変更されました。
その一方で、進行がグダグダとかネタが短いといった批判が多かったのも事実です。そのひとつの原因はツイッターでの評価を組み込んだところ。
リアルタイムとはいえ、やはり集計は簡単ではないですよね。司会の霜降り明星のドギマギ感が不安を煽ってしまいましたね。
テーマソングはCreepy Nuts
R-1グランプリのテーマソングはCreepy Nutsの「バレる!」。
R-1のために書き下ろされた楽曲です。
今年からR-1グランプリは、芸歴10年以内の参加に限定したことにより新人発掘に特化したコンテストとなりました。
これを受けて、自分の作品やアイデアが世に「バレる」瞬間の緊張感や高揚感を、Creepy Nutsが自身のミュージシャンとしての経験と重ね合わせて楽曲を制作したそうです。
この曲について、R-指定さんは、「私事で申し訳ないのですが、芸人さんの闘う姿に自分を重ねて書きました」と、DJ 松永さんは「芸人さんの人生を賭けて戦うその姿に、少しでも華を添えることが出来れば嬉しいです」と、それぞれコメントしています。
審査員の顔ぶれも一新
今大会の審査員が発表されたときは、その顔ぶれから話題となりましたね。
審査員経験者である陣内智則さんと友近さん、そして初審査員となる麒麟の川島さん、古坂大魔王さん、ハリウッドザコシショウさん、ホリさん、マヂカルラブリーの野田さんの7名が審査員となりました。
彼らの審査と視聴者投票によって優勝者は決定したのです。
なかでもハリウッドザコシショウさんの審査員ぶりには注目が集まりました。
普段の黒パンツ姿ではなく、しっかりとタキシード姿の正装で登場したハリウッドザコシショウさん。
コメントを求められると、的確に分析して真面目に返答。
これにはネット上でも「ザコシショウが普通のコメントしてるのが面白い」「ちゃんと歴代チャンピオンとしての風格ある(笑)」と好意的な声が広がっていました。
M-1グランプリと違うところ
なにかと比較されるR-1グランプリとM-1グランプリ。
もちろん、R-1グランプリが「とにかくおもしろいひとり芸」であることに対して、M-1グランプリは「とにかくおもしろい漫才」と出場基準が違います。
しかし、違いはこれだけではないのです。
優勝賞金が違う
M-1グランプリの賞金は1000万円。
対するR-1グランプリの賞金は500万円です。
エントリー料は、両大会とも2000円となっています。
小道具や大道具、効果音が使用できる
R-1グランプリでは小道具や大道具、効果音を使用することが可能です。
敗者復活から優勝者が出たことがない
M-1グランプリでは、2007年のサンドウィッチマンと2015年のトレンディエンジェルは敗者復活から優勝しました。
しかしR-1グランプリでは敗者復活から優勝した人はいません。
今年の敗者復活はマツモトクラブさんでしたが、残念ながら優勝することはありませんでした。
M-1と同じ様に寄せるなら2時間では無理が
— からしゃわ~るど🇭🇰 (@marukara) March 8, 2021
あるでしょ(笑)
ネタ時間短いし進行グダグダだしで安心して
観ていられなかった
個人的にはゆりやんの優勝が一番無かった
新生『R-1』の“光明”と“課題” 世代交代で若手発奮
番組進行に疑問の声も(オリコン)#Yahooニュースhttps://t.co/tociVQGNbB
大きくリニューアルしたR-1グランプリ。
これからどのような番組へとなっていくのか楽しみですね。
P.S. YouTubeはじめました!
恥ずかしながら、YouTube始めました。良かったらご覧ください。
少しでも癒されますようにm(_ _)m
最後までお読みいただきありがとうございました。